THE RESIDENCE ICHIBANCHO

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構造

構造フレーム(イメージ図)

「ザ・レジデンス一番町」では、積層ゴム23 基、弾性すべり支承5 基、オイルダンパーをバランス良く10 基、地下1 階の下層にある免震層に配置した免震構造を採用。積層ゴムは、平常時には建物の荷重をしっかり支え、地震時には水平方向に大きく変形して地震動をかわします。これにより、地震による揺れを約半分程度までに低減。躯体の損傷が防げることはもちろん、家具の転倒などによる二次災害の抑制にもつながります。

2011年3月に発生した東日本大震災の際には、テーブルに置いたワイングラスも倒れることなく、居住者アンケートでは90%の方が「住宅内被害無し」と回答されました。

構造種別による地震時の建物に伝わる揺れの違い

免震病院同等の高性能免震構造を採用。

「TO-HIS構法」による超高層免震住宅。

免震装置 配置概念図

「TO-HIS(戸田式免震構法)」とは、戸田建設が開発した構法で、免震病院並みに揺れを軽減。超高層集合住宅や大規模超高層病院、中高層事務所ビル、ホテルなど様々な用途の建物に多くの実績があります。免震材料には柱直下に大型の天然ゴム系積層ゴム(1200φ、1300φ)、弾性すべり支承(1200φ)を計28基、またオイルダンパーを10基、バランスよく配置しています。弾性すべり支承は、免震構造の特徴でもある建物を長周期化させるとともにオイルダンパーと一緒に建物の揺れを大幅に低減します。

  • 弾性すべり支承弾性すべり支承「積層ゴム」と、SUS材を主体とする「すべり板」で構成。小変形時には積層ゴムが変形し、変形が増大するとすべりが発生し変形に追従する。
  • 天然ゴム系積層ゴム天然ゴム系積層ゴム天然ゴムの側面にすべり材を装填した積層ゴムは、減衰性が低く、線形性に優れ、安定した復元力特性を示す。
  • オイルダンパーオイルダンパーオイルの液体抵抗を用いた速度依存型の減衰機構。中小地震や風荷重などによる小振幅から大地震時の大振幅まで優れた減衰力を発揮。

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